外資ナンパドットコム

外資マーケティング・ファイナンスのプロフェッショナルによる戯れ。

セックス言い訳理論 ~チームプレイはセックス前の言い訳形成から既に始まっている~

人間はつい言い訳をしてしまう生き物である。

芸能人が不倫をしたときの謝罪会見でも、言い訳は頻繁に聞こえてくる。
日曜日朝の顔としてシューイチの司会者である中山秀征氏は謝罪会見で「ラブホテルでカラオケしてました」と言い、俳優の沢村一樹氏は「ぼくはカミさんが1番で、まぁ、2番目がいるとすれば彼女ですが…」というように、数々の意味不明な言い訳は生まれてきた。

 

          f:id:gaishi_pua:20180108161249j:plain

 

これらの発言は不倫をするべきでないのにしてしまい申し訳ない、というコトが起きた「後」の言い訳である。だが、人間はコトが起きる「前」にも言い訳はする。

 

そこで、コトが起きる「前」と「後」の言い訳を理解してもらうために、言い訳の流れを消費行動に照らし合わせて簡単に図解化した。
消費行動で言い訳を求めるのはどのような時かというと、消費者が購入製品に対して何か抵抗を感じるときに生まれる。(ex高級バッグ、高カロリーフードなど)

 

では消費行動のExcuse理論について以下説明していきたいと思う。

 

・消費行動のExcuse理論

     f:id:gaishi_pua:20180108161511p:plain
(購入前)言い訳の形成

消費者は身丈に合わない製品を購入する場合は時に言い訳を求める。例えば1年間頑張ったからご褒美として買おうかな!とか、今なら10%OFFって書いてあるしこのチャンス逃す訳にはいかない!と何か理由をつけて購入に踏み切る傾向がある。

 

(購入後)言い訳の正当化

価格の高い製品を購入したあとにつきまとうのは高揚感だけじゃない。
そう、不安だ。
調査結果によると、消費者は価格の高い製品を購入後は、再度製品ページに訪れてレビューを見る確率が高いそうだ。これは消費者が製品購入は決断として正しかったのだ!と正当化したいために取る行動と言える。

 

このように消費者は購入に抵抗がある製品に関しては、前述したExcuse理論に基づいて行動がなされる。言うまでもなくセックスも全く行動フローが当てはまり、以下のような図式が考えられる。

 

・セックスのExcuse理論

    f:id:gaishi_pua:20180108161644p:plain

だが、購買行動と大きな違いが一点だけある。それは「女性は男にセックスする言い訳を形成させる」ことだ。

 

購買行動において女子は「自分で」言い訳を形成する。ジムで5km頑張って走ったしご褒美にマフィンでも食べよー!と普段は抵抗ある高カロリーの食べ物に対して、ご褒美という言い訳を「自分で」をつくり上げ購入する。

 

一方、セックスに至るプロセスにおいて女性は「自分で」言い訳をつくらない。軽い女に見られたくないため男に責任転嫁するのだ。今夜はセックスやる気満々でも「そろそろ終電だし帰らなきゃ」とワンクッション置いてきたり、「〇〇くんチャラいー」と言いながらおっぱいに迫る手をはねのけたりする。

 

ここで「〇〇ちゃん東麻布から家遠いいもんね」と尻込みしてしまうのはうなずき童貞だ。(うなずき童貞の詳細は以下記事)

gaishi-nanpa.hatenablog.com

 

PUAは女性の「言い訳形成」に寄り添う。言い訳という逃げ道を一緒につくってあげることによって、女性は安心感を得てセックスを許す確率が上がるのだ

 

セックスはチームプレイと言われるが、セックス前の言い訳形成のフェーズで既にチームプレイは始まっていることを忘れないでおきたい。



0回目のデートとは? 〜リアル・オプション型の恋愛投資〜

「一度会っただけでその姿が脳裏に焼き付き、また会って一晩ともに過ごしたいと思わせる女。」

 

f:id:gaishi_pua:20180106103442j:plain

 

そんな女性を口説き落とすのは容易ではない。我々のリソースは金にしかり、時間にしかり、限りがある。

リソースは有限という前提の下、CPS(Cost Per Sex)の概念は、恋愛市場において非常に重要な指標と言える。今回はCPSに関連して、ファイナンス「リアル・オプション理論」を使い、どのようにハイリターンな案件(LV8以上)を成功させていけるのかについて述べたい。

 

続きを読む

これがハーバード式の女性評価方法だ

2017年12月に連載を開始した本ブログ。

開始一ヶ月弱で閲覧数累計6000人を超えるという私たちの想像を超えたペースで愛読して頂いている事実にまず御礼申し上げたい。

2018年も引き続きビジネス×恋愛市場を独自の視点で考察して、読者の皆様に役立つ情報を提供していきたいと思う。

 

新年の挨拶はこれくらいにして本題に移ろう。

 

年越しセックスを無事終えて2018年を清々しく迎えた読者の皆様に対して、新年早々セックスについて語るのも悪くないが、セックスを我慢して駅伝に大学生活を捧げているランナーを思うと筆者も少々心が痛んだ。(実際は1ミリも思っていないが)

 

よって、今回は前回ルックスバリュー(LV)について再度簡単に触れつつ、一流外資系企業はどのように製品・サービスを評価しているのかをメイントピックとして話をしたい。

続きを読む

女性のルックスバリュー(LV)

投資をする際に、その案件の企業価値を見積もるのと同じように、ナンパでも投資対象である女性の価値の評価が必要になってくる。


その際、当然のごとく重要になってくるのが容姿のレベルだろう。

 

藤沢数希氏の提唱する恋愛工学では、容姿で女性をS、A、B、Cとランク付けし、最上位=Sや上位=Aとしている。しかし、正直これらのランクの境目は曖昧で、個人の主観が入りやすく、使いづらい評価基準だと感じていた。

 

そこで、女性のルックスバリュー(LV)を測る、以下のような独自の評価基準を考えた。

続きを読む

男から女だけじゃない (#MenToo)

先日、有名ブロガーのはあちゅうが以前電通に在籍していた時に受けたセクハラ・パワハラの被害について、BuzzFeedが取材した記事をきっかけに、ハッシュタグ#MeTooがバズった。

www.buzzfeed.com

www.excite.co.jp

 

自分も以下のツイートをした結果、予想以上の反響があった。

 

こういった問題がクローズアップされるのはいい傾向であり、もっと広がるべきである。しかし、ここでいうセクシュアルというのが「男→女」に限定されているのに違和感を感じた。

続きを読む

株も恋愛も分散投資しようという話

 ファイナンスといえばお金。お金といえば、お金持ちは女性にモテる。さらに言うと外資ファイナンスはモテる。イケメンだと尚良し。

もちろん、そんな陳腐なことを書くためにこの投稿をするわけではない。今回は、経営や投資に適用されるファイナンスの理論と恋愛について語ってみたい。

経営・投資におけるファイナンス

経営・投資におけるファイナンスとは何なのか。一文で表すと、「限りあるリソースを効率的に投資し、リターンを得て、付随するリスクを管理すること」である。

ナンパも人間による活動であり、限りあるリソースを消費するという考え方においては同じだ。恋愛市場にいるプレイヤーが持つ一般的なリソースの例として、金、時間、体力、意思決定に使うエネルギーなどが挙げられる。これらの資源をどのような投資対象に投下するのかがカギとなる。

株式投資や事業経営において必ずと言っていいほど出てくるのがポートフォリオ理論。「卵をひとつのカゴに盛るな」という有名な言葉を聞いたことはあるだろうか?大事に物は出来るかぎり分散しようという考え方で、分散投資の重要性を説いている。どんな株でもビジネスでも株価や収益が下がるリスクはある。しかし分散投資により、一つの株が下がったとしても、他の株が上がれば全体の収支をプラスに保ち、リターンを得ることができる。

f:id:gaishi_pua:20171214181846j:plain

 

続きを読む

ナンパポジショニング基礎 −うなずき童貞のあなたへ−

前回の投稿でマーケティングとナンパはなぜ関連性が強いのかを理解してもらえたと思う。

今後の連載は、本題であるマーケティングの考え方をどのようにナンパに応用するのか説明していきたい。
今回はマーケティングの基礎であるポジショニングから紹介していく。

 

なぜポジショニングはマーケティングで重要なのか、どのようにしてポジショニングの考え方をナンパで応用するのかを中心に論じていきたいと思う。
既に知っている人も多いだろうが、ポジショニングの定義をおさらいしよう。

 

ポジショニングとは自社製品について独自のポジションを築き、ユニークな差別化イメージを植えつけるための活動である。顧客に自社製品のユニークな価値を認めてもらうことで、競合製品に対して優位に立つことを目的にしている*。

 

まず、ポジショニングで成功したブランドの1つレッドブルを例として取り上げて、ポジショニングの重要性を説明したい。

 

続きを読む